本:星天の兄弟/菅野雪虫/東京創元社

中国風ファンタジー小説。第二王子の教師となった父を持つ兄のヘソク、弟のヘリョンの二人の兄弟の物語。王子に反乱の嫌疑が掛けられて、父も共犯の罪人とされた。兄は王子のいる王立学校に進み、その後王子の反乱に加わって隣国へ亡命した。弟は都の王立学校へ進み、卒業するが罪人の子なので就職口がなかなか見つからず、金貸しに雇われる。兄の描写がちょっと少なかったかなと思う。

本:海軍の逸材 堀悌吉 海軍良識派提督の生涯/宮野澄/光人社NF文庫

どのあたりが海軍良識派なのかよくわからなかった。全体の分量で言うと、海軍退官するまでと、それ以降が本文の半々だったのが意外だった。