本:昭和天皇と立憲君主制の崩壊/伊藤之雄/名古屋大学出版会

昭和天皇は首相が推薦した大臣をすぐに裁可しなかったりして、首相権力を弱める働きをしていたらしい。国粋主義者たちからは、天皇は側近に誤って補導されていると思われていたらしい。また、西園寺公望国粋主義者たちに公平であるという態度を取っていたが、実は違っていると言うのを悟られて、国粋主義者から反感を持たられたらしい。