本:暗殺の日本近現代史/一坂太郎/青志社

幕末維新から令和の安倍元首相銃撃事件までを書いている。幕末は、幕府高官や外国人への暗殺が多く起こる。明治を迎えてからは、政府高官、ロシア皇太子暗殺未遂、李鴻章暗殺未遂、などがあり、星亨、伊藤博文暗殺がある。大正、昭和前期も、暗殺の嵐だ。戦後の昭和の初めも、昭和35年ぐらいまで暗殺が続く。そして、令和4年に久しぶりに、安倍元首相の暗殺が起こる。暗殺する側は、少数意見を通すには暗殺しかないと思っているようだ。