本:幕末維新の個性3 大久保利通/笠原英彦/吉川弘文館

明治維新後は、木戸、岩倉、三条との連携を重視して、維新を進めていたらしい。征韓論での西郷隆盛との対立だが、必ずしも大久保は征韓を真っ向から反対はしておらず、もっと政府内で話し合いをすべきで、そのために延期すべきだと言う考えだったらしい。木戸に対し大久保は常に連絡を取り、なるべく考えを同じにするように伊藤博文などを使ったりして、気を使っていたらしい。征韓論後の大久保専制政府と言われるのは間違いで、大隈や伊藤も大久保に反対することもあり、必ずしも専制ではなかったらしい。大久保は地方行政と殖産興業に力を入れていたらしい。

本:幕末維新の個性7 高杉晋作と奇兵隊/青山田忠正/吉川弘文館

高杉晋作松下村塾久坂玄瑞と2頭とされたのは、200石取の嫡男という筋の良さもあったのでは無いかとのこと。何度も脱藩しているが、その度に許されて藩政に徒用されている。元治の内乱では、口火を切ったが、戦果としては山縣有朋率いる奇兵隊の方が上だったとのこと。高杉晋作の身分は、ほとんどが高杉家の嫡子か育みであったとのこと。第一次長州征伐での三家老切腹・四参謀斬首は俗論党の方針との見方が主流だが、周布政之助岩国藩吉川監物と会談して決めたことらしい。

本:ナポレオン言行録/オクターヴ・オブリ編 大塚幸男:訳/岩波文庫

ナポレオンの手紙、布告、戦報、語録などを年代順に並べて、一代記にしている。前半は妻のジョゼフィーヌへの手紙が多い。後半は新たな皇后マリールイーズへの手紙も多い。セントヘレナでの過去の自分への言及と、戦争について、過去の軍人、戦争への言及などがある。

LIVE:坂本真綾 IDS! 20th Anniversary EVENT Thanksgiving/Zepp Haneda

坂本真綾のライブ。場所は初めてのZepp Haneda。京急で一本だったので、意外と近くと良かった。座席は後方のU列。後方だったけど、前方フロアから一段上がっていたので、真綾が割と通して見えたので、下手に中程より良かったんじゃ無いかと思った。椅子はパイプで、かもなく不可もなく。IDSイベントなので、歌の他に「質問に答えるコーナー」や「坂本真綾検定」などがあった。結構、満足。

本:一八一二年の雪<新版> モスクワからの敗走/両角良彦/朝日選書

ナポレオンのモスクワ遠征記。遠征中の食糧事情、塩が無いので火薬を代用する、馬が死んで時間が経つと凍って切り取れなくなるので、死んだらすぐに切り取る、死にゆく兵士の様子などが描かれている。大陸軍の遠征に参加し、帰還できた兵士の回想録からの引用があるのが特徴。特にブルゴーニュ軍曹の回顧録に寄っているらしい。

本:木戸孝允と幕末・維新/齋藤紅葉/京都大学学術出版会

木戸孝允の評伝。今まで読んだ中で一番良かった。江戸へ剣術修行に出て、斎藤弥九郎道場に入門すると、齋藤が江川太郎左衛門の手代だったため、西洋のことも学んだそうだ。そうして見聞を広めていると、政府要人の周布政之助の目に留まり、引き立てられていく。禁門の変後の政変で、俗論派の台頭と正義派の壊滅が行われる中、木戸は身をかわしていたが、高杉晋作の挙兵で正義派が復権すると政府に迎えられた。木戸の政府操作方針は輿論を聞くが、決めるのは少数の人数というやり方だったらしい。明治維新後は、廃藩置県を唱えて、大久保利通と時に反発しならがら、明治政府を運営して、廃藩置県を成し遂げた。征韓論の阻止頃から体調不良となり、台湾出兵への反対をするが通らず、江華島事件で決定的に政治力を失ったらしい。そして西南戦争の最中、四十三歳の若さで亡くなった。

LIVE:町田直隆&ツチヤカレン2マンライブ「水を得た魚」/西早稲田BLAH BLAH BLAH

ツチヤカレンちゃんのライブを見に行った。ツーマン。対バン相手は知らないが、Wikiに情報があった。カレンちゃんのWikiもいつの間にかあった。スタンディングだったら、しんどいなと思っていたが、PUBのライブハウスで座席があって良かった。予約番号は20番台だったが、そんなに並んで無かったので、前列の端で見れて良かった。カレンちゃんのライブを見るのは、2年振り。「優しさ」と「活字アレルギー」が聞けて良かった。知らない曲もあったが、約1時間、楽しめた。対バン相手の人は、なかなか声が良かったので、楽しめた。最後、カレンちゃんがドラムをして終わった。