2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本:家からみる江戸大名 南部家 盛岡藩/兼平賢治/吉川弘文館

初代の南部信直から最後の16代利恭までを描いている。暴君と言われる当主が二人いたり、田舎大名と言われても構わないから国風を守れという当主がいたり、蝦夷地防御で奉公しているので昇進し国持大名になり、それに相応しい対応をするように家臣や領民に求…

本:三国志名臣列伝 蜀篇/宮城谷昌光/文藝春秋

関羽、張飛、諸葛亮、趙雲、李恢、王平、費禕が載っている。

本:それってパクリじゃないですか? 新米知的財産部員のお仕事/奥乃桜子/集英社eオレンジ文庫

ドラマの原作だから読んだ。面白かった。

本:世界史リブレット013 光武帝 「漢委奴国王」印を授けた漢王朝の復興者/小嶋茂稔/山川出版社

後漢の初代皇帝、光武帝の話。光武帝の天下統一後の施政方針は王莽の政策を襲うものが多かったらしい。前漢、後漢交代期は讖緯思想が流行っていて、光武帝も即位の理由だったり、部下のポストに付ける理由だったりに、基づいていたらしい。

本:雨の降る日は学校に行かない/相沢沙呼/集英社

女子中学生が主人公の短編6作品集。いじめに会ってたり、死にたい思いを抱えていたり、スクールカーストに従っていたり、生きづらさを抱えている主人公たちの話。

本:ドイツ誕生 神聖ローマ帝国初代皇帝オットー1世/菊池良生/講談社現代新書

東フランク王国の王、オットー1世がローマ皇帝になる話。オットーは王国の5大大公領、ザクセン大公領、フランケン大公領、ロートリンゲン太公領、シュヴァーベン太公領、バイエルン大公領の力を削いだが、皇帝位をてに入れるためのイタリア遠征に諸侯を引き…

本:境目の戦国時代 上杉•武田•北条のはざまを生き抜いた人びと/大貫茂紀/小さ子社

東上野、沼田•上田荘、長沼•信濃北部、千国道筋の境目について書いてる。境目は明確な線では表せず、曖昧だったらしい。大名も境目の領主に対しては、味方になって欲しいので丁寧な対応をしていたらしい。境目の領主も大名に対し、強気な交渉をしていたらし…

本:琉球建国史の謎を追って 交易社会と倭寇/吉成直樹/七月社

旧石器時代から三山統一までについて書いてる。琉球は農耕には適していない土地だったらしい。明治期までになっても農耕は余り行われていなかったらしい。琉球は交易で成り立っていたらしいが、中国との交易では馬と硫黄が商品になっていたらしい。三山の統…

本:ななみの海/朝比奈あすか/双葉社

高校二年生のななみが主人公。ダンス部の仲間といつも四人で過ごしている。ななみは児童養護施設に入っているが、友達には隠している。ダンス仲間とのやりとりや、施設の中学生、小学生のやりとりなどが描かれている。ななみは施設では珍しく、大学を目指し…

本:第一次世界大戦と日本参戦 揺らぐ日英同盟と日独の攻防/飯倉章/吉川弘文館

第一次世界大戦への参戦は、日本にとって負けるわけの無い戦争で参加へのハードルが低かったらしい。参戦を巡ってはイギリスは参戦を拒否するグループもあったらしく、決まるまで紆余曲折があったらしい。参戦の成果として膠州湾租借地、南洋諸島があったが…

LIVE:AIMYON TOUR 2023 マジカルバスルーム/東京ガーデンシアター

2Fバルコニー席。足元が広くて良かった。端の席だったので、楽に見れた。端の席だったので、恒例の双眼鏡タイムで観客席を写す時に、スクリーンが見えなかった。2F席だったが、あいみょんが良く見えた。好きな曲をいっぱいやってくれた。2時間40分はちょ…

映画:アイスクリームフィーバー

吉岡里帆主演だから見に行った。他にモトーラ世理奈、詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりかが出ている。監督は千原徹也。原案は川上未映子。吉岡里帆パートと松本まりかパートで構成されていた。両者がどこかで交わるのかと思っていたが、特に交わることは…

本:なぜ連合国が勝ったのか?/リチャード・オウヴァリー 河野純治・作田昌平:訳/楽工社

海をめぐる戦い、東部戦線での戦い、空からの攻撃、資源のバランス、戦闘効率などについて書かれている。海の戦いは、Uボートを航空機が打ち破った。空の戦いは、枢軸国の戦力を攻撃から防御へ向けさせた。総力戦では、連合国が全力で兵器を生産したのに対し…

映画:東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦

北村匠海、主演。永山絢斗、演じる場地と、村上虹郎、演じる一虎の話だった。今田美桜の出番はあまり無かった。後半はほぼ抗争シーンでちょっと退屈だった。ラスト、場地が死んで、タケミチがヒナに別れを告げて、タケミチが一番隊、隊長に任じられて終わっ…

本:三河雑兵心得 七 伊賀越仁義/井原忠政/双葉文庫

伊賀越と甲斐攻めの話。今回は出世はしていない。槍働は無く、刀での戦いが描かれていたが、苦手という扱い。百姓あがりとして、侍として死ぬ意識が薄いのが描かれていた。

映画:君たちはどう生きるか

宮崎駿監督、ジブリ作品。吉野源三郎の本とは、ほぼ無関係だった。あいみょんが声優として出てた。第二次世界大戦末期の日本の田舎が舞台。少年と青鷺と後妻の話。ペリカンやインコがたくさん出て来た。

本:東アジアの論理 日中韓の歴史から読み解く/岡本隆司/中公新書

雑誌に連載したコラムをまとめたもの。よく分からなかった。

本:東アジアの論理 日中韓の歴史から読み解く/岡本隆司/中公新書

雑誌に連載したコラムをまとめたもの。よく分からなかった。

本:今川義元 知られざる実像/小和田哲男/静岡新聞社

室町期から戦国時代までの今川氏について書かれている。余り今川義元にフューチャーした本では無い気がする。

本:卯月の雪のレター・レター/相沢沙呼/東京創元社

短編集。ミステリー。 小生意気リゲット:姉妹の妹が分からなくなった姉の話 こそどろストレイ:友達の家の蔵の花器が無くなった原因を探る話 チョコレートに、躍る指:病院の同級生を見舞う友人の秘密の話 狼少女の帰還:小学校の教育実習に来た女子大生が…

本:三河雑兵心得 陸 鉄砲大将仁義/井原忠政/双葉文庫

高天神城攻め、武田氏攻め、本能寺の変が書かれている。百人余りを率いる鉄砲大将になっている。大将としての用兵の手腕の描写もあるが、まだ武田武将との一騎打ちの描写もあって楽しめた。

本:天下と天朝の中国史/檀上寛/岩波新書

春秋戦国時代から近代中国までを、天下と天朝のワードで見る通史。面白かった。

映画:1秒先の彼

台湾の映画、「1秒先の彼女」のリメイク。監督が山下敦弘、脚本が宮藤官九郎、岡田将生と清原果耶のW主演。何をするにも1秒早いハジメと何をするにも1秒遅いレイカの、ハジメの消えた日曜日を探す物語。京都と天橋立が舞台。岡田将生が何でも1秒早いハジメを…

本:ビザンツ帝国の最後/ジョナサン・ハリス 井上浩一:訳/白水社

1403 年から1453年のコンスタンティノープル陥落までを描く。皇帝一族は、内紛を起こし、オスマン帝国のくびきを逃れようとオスマン帝国の内乱を助長しようとしたりしてスルタンの怒りを買ったりしている。カトリック諸国の援軍を得ようとして、教会合同を選…

本:家からみる江戸大名 徳川将軍家 総論編/野口朋隆/吉川弘文館

主に家光期について書いてる。近習は大名、旗本の次三男や出自の詳らかでない階層から選ばれてる見たい。

本:ビザンツ 交流と共生の千年帝国/井上浩一・根津由喜夫 編/昭和堂

境界域の視点から見たビザンツ帝国。イサウリア人、北アフリカ、クリミア半島のケルソン、南イタリア、アンティオキア、ドナウ、クレタ、から見た論集。面白かった。

本:シルクロードとローマ帝国の興亡/井上文則/文春新書

ローマ帝国のシルクロード交易について書いた本。アウグストゥスの時代に発展して、二世紀後半以降、ローマ帝国を含むユーラシア大陸各地の情勢が不安定化してシルクロード交易は衰退し三世紀にはどん底になり、ローマ帝国は莫大な関税収入を失った。そして…

映画:探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

伊藤沙莉が主演なので見に行った。内田英治と片山慎三のW監督。6遍の短編をそれぞれが監督して、一つの映画になるという構成。最初にFBIから逃げ出した地球外生命体を探すように頼まれるというところから話が始まる。それぞれの短編はマリコの店の常連が主軸…

展覧会:漫画家・松本剛 35周年原画展/そぞろ書房

高円寺の小さな本屋の片隅で開催されていた。甘い水、ロッタレイン、しずかの山などの原画が展示してあった。眼福。

LIVE:関取花ツアー2023" 関取独走"/雷5656会館ときわホール

浅草のホール。関取花の弾き語りライブ。相変わらずMCが面白い。歌は伸びやかな歌声が心地よかった。太陽の君にをやってくれたので、良かったです。