2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
イギリスのリチャード3世の所在不明だった遺骨を探し当てた、普通の主婦の話。前半は昨晩の寝不足が祟って眠くてしょうがなかったが、後半持ち直した。主人公と対話する空想のリチャード3世がいるのかなと思った。コケの一年、巌も通すで、探し当てた。
日清戦争の開始は、開戦だと決まったのではなく、戦争の準備をしつつ流れに乗って開戦へ至ったらしい。政治と軍事は分かれていて、伊藤総理は文人と武人は天皇のもと統一されているとの理屈の上でリーダーシップをとったらしい。和睦の後の三国干渉は、ヨー…
明治の建軍時から日清戦争後までを扱う。川上操六の評伝というよりは、帝国陸軍の歩みと日清戦争について書かれている。桂太郎と川上操六は同じように昇進していたらしい。二人ともスピード出世していたらしい。
家康一生のトピックがわかりやすく書いてあった。秀吉死後の政局と将軍就任、大坂の陣への道程がわかりやすくて読み応えがあった。
虚像編と実像編をそれぞれの題目に従って書いている。あまり新規な話はなかった。大坂の陣で家康が大坂方と最後まで和睦を探っていたことぐらいかな。
後漢の初代皇帝、劉秀、光武帝の一代記。若い時から、主に即位までを詳しく書く。天下統一や崩御までは言及している。光武帝は儒教や讖緯にはまっていたと思ったが、その辺は占い好きという以外は言及していなかった。配下の武将について詳しく書いていた。…
文明史としての読み物の意味合いが強かった。モンゴル軍が強かったのではなく、他が弱かったらしい。モンゴル軍は統制が取れていて、それ以外の軍はバラバラだったらしい。
モンゴルの誕生から元、イルハン国、キプチャク国の崩壊までを描いている。図説とあるが、あまり図説は無い。ヨーロッパ侵攻にかなりのページを裂いている。ヨーロッパの東方感や、ヨーロッパからモンゴルへの使者派遣についてもかなりページを割いている。
マツリカシリーズの第三弾。今回は主人公の芝山くんの変態度が低めで、推理物らしさが増していた。最後はマツリカさんも登場してびっくり。
映画、アイスクリームフィーバーの原作と言うことで読んだ。短編集の1作の「アイスクリーム熱」が原作。わずか7ページだった。映画とは全然違う話だった。他の作品もよくわからなかった。
研究の最前線の紹介という感じ。新論の展開を期待していたが、期待はずれだった。
北条氏康対上杉謙信。謙信の部が悪かったみたい。謙信は連戦連勝と思っていたが、関東での戦いでは何度も敗北していたみたい。
グラニコスの会戦、イッソスの会戦、ガウガメラの会戦について、元となる各種の大王の伝記を比較して再構成する本。あまり面白く無かった。
大王は英雄でいたかったらしい。ギリシア人を信用していなかったらしい。東方にギリシア文明を伝えたなどは無かったらしい。度重なる大王暗殺計画を克服して、忠実なものだけを側近として残したらしい。
220年続いたアケメネス朝ペルシアを描く。初代のキュロス2世はペルシア人かどうか、定かでは無いらしい。三代目のダレイオス1世は、キュロス2世と血縁があるかどうか、定かでは無いらしい。最後の九代目ダレイオス3世は、先代との血縁があるかどうか、定かで…
鮮卑拓跋部が建てた代国が発展して、北魏になり滅亡するまでを描く。第七代の孝文帝の平城から洛陽への遷都や鮮卑色の強い組織から漢族を用いた中華帝国への改革を描く。結果として、帝国の軍事力の中心だった代人が改革で割を食ったため不満を持ち、六鎮の…
政治・人物、思想・文化、国都・都城、出土資料から見た新しい世界、の項目で書いている。政治・人物が面白かった。晋恵帝賈皇后について書いていて、言われるほど悪女では無いとのこと。恵帝の詔を偽作したりしてないし、家臣の言うことよく聞いていたらし…
後漢から隋による統一までの約400年を描いている。後漢末の宦官と士大夫の抗争に敗れた士大夫が後の貴族層になるらしい。華北は先進地域で江南は後進地域だったらしい。曹魏では貴族層が発展したが、孫呉では軍人層が力を持って、農村を開発したらしい。東晋…
マツリカシリーズの第二弾。ドSな美少女マツリカさんと、そんな彼女に惚れているど変態妄想にふける柴山くんの、学校内の不思議な話を解決する、連作短編集。主旋律としては1年生の時に自殺した少女、りかこさんの謎解きがある。最後はマツリカさんの正体に…
マツリカシリーズの第二弾。ドSな美少女マツリカさんと、そんな彼女に惚れているど変態妄想にふける柴山くんの、学校内の不思議な話を解決する、連作短編集。主旋律としては1年生の時に自殺した少女、りかこさんの謎解きがある。最後はマツリカさんの正体に…
永野芽郁が出てるので見に行った。吉永小百合が主演、山田洋次監督。息子役が大泉洋、永野芽郁が孫役、加藤ローサが大泉洋の部下役、宮藤官九郎が大泉洋の同期入社役、他にYOU、寺尾聰、田中泯が出ていた。大泉洋が妻との離婚問題、娘の反抗期、宮藤官九郎の…
松平氏の初代から1500年代ぐらいまでに関して考察している。岩津一門と大給一門は、並び立っていてらしい。「松平由緒書」を伝える旗本松平太郎左衛門家は、松平初代の長男の家系が松平郷に残っていた家系だと思っていたが、実際は江戸時代に松平郷の富農か…