本:北魏史 洛陽遷都の前と後/窪添慶文/東方書店

鮮卑拓跋部が建てた代国が発展して、北魏になり滅亡するまでを描く。第七代の孝文帝の平城から洛陽への遷都や鮮卑色の強い組織から漢族を用いた中華帝国への改革を描く。結果として、帝国の軍事力の中心だった代人が改革で割を食ったため不満を持ち、六鎮の乱を招いて、北魏の滅亡へと進む。