2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

本:織豊期研究の現在<いま>/織豊期研究会:編/岩田書店

あまり面白くなかった。戦国大名は、不安定な存在で、中央政権の後ろ盾があって初めて国衆など、配下のものを統制できたのであり、天下統一は戦国大名からの要望もあったとする。なぜ石高制が取られたかというのは、もともと尾張は貫高制であり、石高制をと…

本:オタクの遺伝子 長谷川裕一・SFまんがの世界/稲葉振一郎/太田出版

長谷川裕一という漫画家の評論本。長谷川裕一のマンガなんて読んだコトないので、なんで借りたのか謎だ。ガンダム関連のマンガも書いているので、それに関して長谷川なりのガンダム批評になっているという所はなんとか読めたが、他のマンガについては読み飛…

本:善き書店員/木村俊介/ミシマ社

仙台、東京、京都、広島、熊本、などの大型チェーン店から、個人経営までの書店の書店員さんへのインタビュー。書店員さんは、ほとんどが正社員ではなく、雇用形態が不安定で、給料は安く、本という重い物を扱う重労働で、ほとんど対価が見合わない職業のよ…

本:「宇宙戦艦ヤマト」を作った男 西崎義展の狂気/牧村康正+山田哲久/講談社

宇宙戦艦ヤマトの原作者にしてプロデューサーの西崎義展の生涯を描く。彼が山師で、独裁者で、身勝手な人間だったことが分かるが、独立系の本物のプロデューサーとは、角川春樹を含めそういうものだとのこと。金にも煩く、部下には絶対の忠誠を求め、何人も…

LIVE:櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム

DAY1:感想入場する前にSpotifyのブースと、ファンクラブのブースに寄った。Spotifyのブースはちょっと並んだが、ステッカーが欲しいだけの人にはステッカーだけ配ってくれたので、それほど時間は潰れ無かった。ファンクラブブースも、それほど並んで無かっ…

映画:ディア・ファミリー

大泉洋主演。川栄李奈が出てるから見に行ったが、出番は少なかった。監督は月川翔。心臓に疾患を持ち、後10年の命と医者に宣告された父親が、娘を救うために人工心臓の開発を素人ながら始めるという話。結局、人工心臓は作れず娘は救えないのだが、娘に人工…

本:シリーズ・織豊大名の研究8 明智光秀/柴裕之:編/戎光祥出版

余り、面白みのある論文は無かった。ただ、明智光秀「家中軍法」は、江戸時代の軍学者の偽作であるとのことで、信じいていたので、驚いた。2019年出版。

本:明智光秀 史料で読む戦国史/藤田達生:福島克彦:編/八木書店

史料編と論考編に分かれていて、史料編は読めないので読まなかった。論考編では、明智光秀の書札礼というのがあるが、光秀の文書は織田家に後から参加し、有力な出身では無かったためか、同僚や土豪に対して、丁寧だったそうだ。あと、光秀は丹波や近江の友…

本:証言 本能寺の変 史料で読む戦国史/藤田達生/八木書店

光秀が謀反を起こしたのは、秀吉との西国政策争いに敗れたからだとのこと。足利義昭が京都を追放された1573年以降も義昭の将軍としての立場は全国の大名に効果を及ぼしていて、信長対義昭の対立軸になったとのこと。そして、1575年に信長が右近衛大将に任官…

本:亀井茲矩/横山正克/立花書院

亀井茲矩の生涯を、尼子再興の戦いを中心に描いている。補足として、茲矩出身の湯家と、継いだ亀井家、家老になった多胡家の関係について書いてる。

本:ゼロは最強/プロダンサー TAKAHIRO/光文社

欅坂46の振付師で有名なTAKAHIROの自伝と格言。高校生でダンスと出会って、大学卒業後に、就職に実感が持てずにアメリカのニューヨークのダンスの本場に挑戦する。何も知らない、ゼロだから出来たことだそうだ。後、欅坂46のメンバーがどのように楽曲に取り…

本:後漢書 本紀[二]/范曄 (著), 李賢 (著), 渡邉 義浩 (翻訳)/早稲田文庫

安帝から献帝まで。皇帝が幼少で次々と死に、宦官と皇后の一族の争いの中、滅亡までを描く。他に、皇后紀も載ってる。

映画:違国日記

ヤマシタトモコのコミックの映画化。監督・脚本は瀬田なつき。新垣結衣が出てるから見た。 伯母の小説家の高代槙生を新垣結衣が演じ、両親が交通事故で突然死んだ姪の朝を新人の早瀬憩が演じる。二人のW主演。他にも槇生の親友役で夏帆、槙生の元恋人役で瀬…

本:中世の越後と佐渡 遺物と文書が語る中世的世界/田村裕:坂井秀弥:編/高志書院

平安末、鎌倉期、南北長期、戦国期の越後の領主の動きと佐渡についても少し書いてる。興味があるのは、長尾氏と上杉氏だけなので、そこだけ読んだ。戦国期に守護代の長尾為景が守護を凌ぐ権力を得たが、独自の権力体制を作ったわけでは無く、その前の時代の…

本:東国の戦国争乱と織豊政権 動乱の東国史7/池亨/吉川弘文館

後北条氏の関東進出から滅亡までを、後北条氏を中心に据えて描く。一通り、流れがわかるって感じでした。

本:信玄と謙信 宿命のライバル/柴辻俊六/高志書院選書

信玄と謙信を色々な項目で比較する本。家臣の掌握では、信玄は父の信虎の時代に庶家や有力国衆の家臣化を遂げているが、謙信は国衆とは特に下越の国衆とは同盟関係だったらしい。行政組織は、信玄は整っているが謙信は奉行人が固定しておらず安定していない…

本:ブリュメール18日 革命家たちの恐怖と欲望/藤原翔太/慶應義塾大学出版会

ブリュメール18日のクーデータは、決してナポレオン主導の独裁へのクーデターでは無かったという話。ロベスピエールの粛清後、総裁政府が出来たが安定した政府に成らなかった。総裁政府は革命独裁を反省して、独裁者が出ないように、また王政復古派やジャコ…

映画:告白 コンフェッション

生田斗真が主演。原作が福本伸行、作画がかわぐちかいじ。監督が山下敦弘。雪山登山をしている二人組が悪天候で遭難して、もう助からないと思って、片方が昔の殺人を告白するものの、偶然山小屋を見つけ助かってしまう。気まずい状況の中、二人は。。。とい…

本:纐纈城綺譚/田中芳樹/ソノラマ文庫

唐の末期、長安付近にある纐纈城で人の生き血で商売にしているという話を解決する話。ところどころで、史実の人物だよ、と書いてるので、ちょこちょこその人物をWebで検索しながら読んだ。纐纈城の首領があっさり倒されたので、少し物足りなかった。

映画:からかい上手の高木さん

主演が永野芽郁だから、本来見にいく映画だが、あまり行く気がしなかった。しかし中学生編を描いた先行のTVドラマが良かったので、見に行く事にした。高木さんを演じるのが主演の永野芽郁、からかわれる同級生の西片役が高橋文哉。監督はTVドラマ版と同じ今…

LIVE:ツチヤカレン/渋谷LOFT HEAVEN

ツチヤカレン、初のワンマンライブ。渋谷LOFT HEAVENはホームページを見た感じだと、椅子なのかなと思っていたが、行ったらオールスタンディングだった。スタンディングは久しぶりすぎて疲れた。整理番号は60番台だったが、先に入った客がばらけてたので、前…