2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本:大番頭 金子直吉 鈴木商店/鍋島高明/高知新聞社

金子直吉の生誕と鈴木商店の誕生から始まって、破綻するまでを描く。金子の回想によると、バブルの崩壊を見越して、社員には慎重に先読みしておくように指示していたらしいが、金子以上にイケイケになっていた社員が金子の指示通りに動かなかったらしい。ま…

本:鶴は戦火の空を舞った/岩井三四二/集英社文庫

日本に飛行機が入って陸軍が取り入れて主人公が初めて空を飛んだ明治四十五年から、第一次世界大戦が終わる寸前の大正七年頃までを描いた作品。主人公は、工兵からパイロットへ転身し、飛ぶ事に魅せられて航空部隊を追放された後、第一世界大戦が始まってい…

本:裏切り者の中国史/井波律子/講談社学術文庫

春秋時代から清までの8名の裏切り者を代表して、中国史を語る。大体知っている人物ばかりだったので、面白味はなかった。秦檜だけは、あまり知らなかったので面白かった。

本:平沼騏一郎 検事総長、首相からA級戦犯へ/萩原淳/中公新書

平沼騏一郎は山縣閥だと思っていたが、司法の中立を守っていた司法人のようだ。出世後は、政治家を目指して、国体護持の政治結社を作っていたようで、司法家時代は欧米の司法を導入していたが、政治家時代は天皇主義だったようだ。

本:昭和史講義3 リーダーを通して見る戦争への道/筒井清忠:編/ちくま新書

昭和期のリーダー15名の短い評伝。浜口雄幸について。彼は官僚出身でありながら、衆議院議員となる道を取ったため、民政党内の官僚派と党人派の両方の受けが良かったとのこと。ただし、浜口が首相となった際に、外相と蔵相の重要閣僚は政党員以外から選ばれ…

本:昭和史講義2 専門研究者が見る戦争への道/筒井清忠:編/ちくま新書

あまり面白くなかった。

本:碁盤斬り 柳田格之進異聞/加藤正人/文春文庫

江戸の長屋に親娘二人で住んでいる、元近江彦根藩士の柳田格之進。篆刻と書で生計を立てている。日々の暮らしの中で、碁と酒を楽しみとしている。そんな中、質屋を営む、ケチで有名な源兵衛と碁を打つことになり、親交を深めていく。そんな中、脱藩の原因と…

本:宮中からみる日本近代史/茶谷誠一/ちくま新書

明治維新から新憲法までの宮中を描く。最初は大物を配置して、天皇を訓導する方針だったらしいが、大正・昭和期になると西園寺公望によると人材が払底しているので、大物を当てがえなくなったらしい。西園寺によると、宮内大臣、内大臣、侍従長の三人が相談…

LIVE:櫻坂46/ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA/国営ひたち海浜公園

朝10:30からだったので、6時起きで特急で茨城まで。1週間前までの予報では雨だったので、雨具を用意して行ったが、幸い降ら無かったが、風が強く横浜と違って寒いくらいだった。幸い前方エリア入場券が当たったので、前方エリアに入場。37列目ってどれくらい…

本:昭和史の決定的瞬間/坂野潤治/ちくま新書

著者によると戦前の昭和には、昭和六・七年の危機(満州事変、五・一五事件など)と昭和十一・十二年(二・二六事件、日中戦争など)の2つがあったと言う。本書では、後者を扱う。二・二六事件は追い詰められた皇道派によって起こされ、天皇が信頼する重臣…

本:三河雑兵心得 十一 百人組頭仁義/井原忠政/双葉文庫

侍大将にしてやると言われていたのに、足軽大将のままにされて少し腐っている茂兵衞。穴山家の跡取りが死んだので、江尻に家康の子供を養子に入れる申込みの一員として派遣される。また、秀吉の惣無事令が東国にも発せられたため、家康は豊臣方の旗幟を鮮明…

舞台:ワタシタチはモノガタリ/渋谷PARCO劇場

江口のりこ、松尾諭が主演、松岡茉優と千葉雄大が助演。松岡茉優が出てて、江口のりこも出ていたので見に行った。席は4列目の真ん中という良席だった。しかし、何故か眠い。かなり意識が飛びつつ見ていた。松岡茉優は可愛いし、江口のりこの演技はさすがだっ…

映画:スオミの話をしよう

長澤まさみ主演、三谷幸喜監督。午前の映画は高確率で前半寝てしまうので、前日早めに床に入ったがやっぱり前半寝てしまって、話がよくわからなかった。後半だけ見ても、長澤まさみの5人の夫に対する演じ分けが面白かったので、全部きちんと見れたら面白かっ…

本:室町期大名権力論 中世史選書14/藤井崇/同成社

室町から戦国時代に周防、長門を本国とした、大内氏の研究。弘世、義弘、盛見、持世、教弘、政弘のそれぞれの代の、分国支配の状態、守護代の同定などがされている。また、鎌倉幕府、室町幕府の職制に倣った官僚機構が整っていく様が書かれている。難しかっ…

LIVE:櫻坂46 三期生ライブ/代々木競技場 第一体育館

三期生ライブ。向井純葉と小田倉麗奈が腰痛で欠席して、9人体制のライブ。席は2階でステージから見て中程、上段だった。サイドにあるスクリーンが見やすかったので、まあまあ良い席だった。ステージはフロントとバックに作られていて、両方をトロッコで結ぶ…

本:室町幕府の政治と経済/桑山浩然/吉川弘文館

ちょっと難しかった。幕府の直轄領(料所)は、鎌倉期に獲得したもの、建武新政の恩賞として与えられた北条氏の闕所、南北長期の紛争で獲得した土地などあるが、全般に全国に散在していて確実な運営は出来ておらず、また恩賞などで宛がったりして、それほど…

本:日野富子/田端泰子/ミネルヴァ書房

悪女とされている日野富子を見直すという趣旨の本。富子以前の日野家の歴史にかなりのページが割かれていた。日野富子が山名宗全と組んで、息子の義尚を将軍の座につけようとはしていないとのこと。あと、金集めに奔走し、諸大名へ金を貸して利益を上げてい…

本:満済/森茂暁/ミネルヴァ書房

室町時代、足利将軍、義満、義持、義教の護持僧を務めた満済の評伝。満済は中流公家の出だが、母系が義満の妻に仕えていた関係で、義満の猶子になって三宝院に入寺したらしい。義満期はそれほど活躍はしてないが、義満のバックアップの元で出世していったら…

本:昭和史講義 最新研究で見る戦争への道/筒井清忠:編/ちくま新書

色々書いてあって、へーって思った。

本:日本の歴史12 室町人の精神/桜井英治/講談社学術文庫

義持の時代から、応仁の乱が終わるまでを描く。あまり面白くなかった。

映画:侍タイムスリッパー

自主映画で時代劇を撮る、ということで始まった映画らしい。企画を進める内に、資金難に喘いでいたところ、時代劇の本場の東映京都撮影所が手を差し伸べてくれ、完成させることが出来たらしい。単館上映から始まったが、出来の良さが口コミで広がり全国90…

本:勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突/大木毅/祥伝社

新史料などにより、欧米では覆されている第二次大戦の日本の常識を訂正する本。全部で11の章があったが、面白かったのは幾つか。真珠湾攻撃は戦略的失敗だったのかについて、山本五十六がアメリカの戦意喪失を狙ったとの説があるが、それは間違いとのこと…

本:令和ブルガリアヨーグルト/宮木あや子/角川書店

2023年が「明治ブルガリアヨーグルト」50周年である明治の取材協力のもと執筆した小説です、とのこと。小説中では明治ではなく株式会社明和としている。ピクシブに投稿している、乳酸菌が主役のブルガリアの歴史を描く同人小説の記述と、その小説を神と推し…

本:ものづくり興亡記/日経新聞記者/日本経済新聞出版

瀬戸内にある今治造船の買収による中韓との戦い、三菱重工のジェット機MRJの失敗、日本製鐵の世界との戦い、シャープの液晶の敗北、日立金属の検査不正と日立本社からの売却、ホンダの挑戦。色々な日本のものづくりの今も行われている世界と戦うための苦闘や…

本:昭和戦前期の政党政治 二大政党制はなぜ挫折したのか/筒井清忠/ちくま新書

政党政治は8年間しかなかったそうだ。政党政治といっても、倒閣も政権の維持も政党外勢力に頼るところがあったらしい。普通選挙が導入されてから、新聞が力を持っていたが、新聞は政党政治を批判していたらしい。著者によると、新聞が政党政治を伸ばさなけ…

映画:『愛に乱暴』

主演が江口のりこ、だったから見に行った。共演に小泉孝太郎。原作は吉田修一。監督・脚本は、森ガキ佑大。朝9:00上演だったので、前日は早めに寝て対策したつもりだったが、前半はほぼ寝てた。後半は起きてたが、よく分からなかった。