本:あきない世傳金と銀 淵泉篇 九/高田郁/角川春樹事務所

苦心して作った型紙を持って妹の結が家出して、以前嫁にと望まれた両替商のところに駆け入ってしまう。なんでそんなことになったのかなあ。そして武家の客を相手にしたことから組合から、客を奪ったとして組合から外されてしまって商売が出来なくなってしまう。太物でしか商売できずになかなか商売が上手くいかないところ、浴衣の染めで苦心して希望のものが出来上がる。なかなか商売繁盛とはいかない五十鈴屋。ようやくいいことが起きた。