本:恩送り 泥濘の十手/麻宮好/小学館

捨て子だった、おまき。岡っ引きの夫婦に引き取られて、育てられるが、丙午生まれのせいで捨てられたのだと言われ、引きずっていた。そして、父親の岡っ引きが行方不明になり、父を探すために、同心の飯倉に、手下の亀吉、盲目の要と共に、手下にしてくれと願い出る。そのうち、不審な火付が続き、それと父の失踪を絡めて、飯倉と共に捜査する話。面白かった。