駆ける、の続編。吉川元春と小六の吉川軍と山中幸盛の尼子再興軍の戦い。尼子も騎馬隊を結成し吉川軍に対抗しようとするが、小六率いる吉川軍の騎馬隊もさらに強くなっていた。尼子は織田の力を借りて、出雲復帰を目指す。上月城を得た尼子再興軍は、そこに結集し毛利との決戦を目指す。最後、織田の秘策を受けた山中幸盛の手立てにより、小六は打ち取られ山中幸盛も打ち取られる。面白かった。
本:黛家の兄弟/砂原浩太朗/講談社
黛家は神山藩の筆頭家老の家柄で三千石の大身。そこには、3人の兄弟がいた。一番下の新三郎は、藩主家の分家筋の大目付を代々の家業としている黒沢家へ婿養子に入る。二兄の壮十郎は、家に寄り付かず飲み屋をうろついていたが、黛家と両輪とされる漆原家の嫡男と何かといえば、飲み屋街で対立していた。エスカレートした結果、壮十郎は漆原家の嫡男を切ってしまう。漆原家の娘が藩主の側室になっていて、子供を成しているため、藩主は両成敗の沙汰を下す。黛家の当主、新三郎の父は藩主が側室の子供を嫡男に代わって後継にすることを決めており、黛家の当主は、漆原と手打ちをして壮十郎は腹を切ることになる。目付として兄を助けようとした新三郎は、それを果たせず、次兄が腹を切った後は、長兄と仲を分ち、漆原に尽くすようになる。そして、時は流れて、という話。面白かった。
映画:DUNE/デューン 砂の惑星PART2
前半は眠ってしまった。後半はウトウトしながら見た。だからよく分からなかった。最後、PART3への伏線みたいな終わり方だった。
LIVE:家入レオ YAON ~SPRING TREE~ /日比谷野外音楽堂
日比谷野外音楽堂は久しぶりだった。前から2ブロック目の中央辺りの端の席で、レオが良く見えたし、スペースが楽で良席だった。天気も晴れてて良かった。バンド編成だったけど、途中アコースティックコーナーなどもあった。知ってる曲が多くて良かった。シューティングスターは良い曲だ。新曲の発表と今年後半のツアーの発表があって、盛り上がった。
本:イラハイ/佐藤哲也/新潮社
日本ファンタジーノベル大賞 第5回受賞作。イラハイという架空国家の話。わけが分からなかった。