本:身分帳/佐木隆三/講談社

子供の頃から刑務所とシャバを行ったり来たりする生活をしていた主人公が殺人の刑期を満期で終え、出所してきてまともな生活をしていこうとする話。どうやらモデルとなる人物がいるよう。なかなか世間様と折り合いを付けて生活をするのは難しいらしく、旧知のヤクザのところへ行ったり、アパートの大家へ苦情を脅しを掛けたりしている。