本:ハローサマー、グッドバイ/マイクル・コーニイ 山岸真:訳/河出文庫

SF史上屈指の恋愛小説とのことで読んだが、あまり刺さらなかった。異星人とのことだが、設定がすんなり入って来なかった。ラストにどんでん返しがあるとのことだが、どこがどんでん返しなのか判らなかった。文庫裏の文は、夏休暇を過ごすため、政府高官の息子ドローヴは港町パラークシを訪れ、宿屋の少女ブラウンアイズと念願の再会を果たす。粘流が到来し、戦争の影が次第に街を覆いゆく中、愛を深める少年と少女。だが壮大な機密計画が二人を分つ。