村上氏の系譜から始まって、村上義清の活躍が描かれる。村上義清は、2度も武田信玄に敗北を味わせてるが、武勇には優れていても、政略には弱かったらしく、真田幸隆に次々と家臣が寝返りをされ、ついには越後の上杉謙信の元へ逃れることになる。川中島の戦いは、5回の内4回は参加しているが、5回目は流石に老齢のため参加しなかったらしい。結局、義清は信濃の領地を回復することが出来ないまま、越後で死ぬ。後は、五男の国清が後を継いだ。信長死後に、川中島を手に入れた上杉景勝は国清を海津城代に指名したが、足元から謀反人を出したため、罷免される。その後、秀吉の天下で朝鮮征伐の最中に国清は死亡する。後は、景国が継ぐが、関ヶ原合戦後に上杉家を離れることになる。その後、所領回復運動を徳川家に訴え続けるが、叶うことなく終わる。
本:漫画編集者/木村俊介/フィルムアート社
あまり馴染みに無い、漫画雑誌の編集者が多かった。月刊コミックリュウ、ヤングマガジンサード、ビッグコミックスピリッツ、月刊Gファンタジー、IKKI。馴染みがあったのは「重版出来」だけだった。しかし、面白かった。編集者が色々考えて、漫画家と組んで漫画をつくっていく様が描かれていた。
LIVE:櫻坂46 8th Single 「何歳の頃に戻りたいのか?」リアルミート&グリート/松田里奈/幕張メッセ
第1部参加。今回は3枚申し込んで2枚当選。1枚は落選してしまった。色々考えて、東京ドーム公演への当選を連絡。意気込みを聞いたところで終了。体感15秒ぐらいか。相変わらず、可愛いし、反応が良かった。
本:史記戦国列伝の研究/藤田勝久/汲古書院
史記の戦国列伝の幾つかを取り上げて、その成り立ちを研究している。それによると、司馬遷による創作物はなく、秦から伝わる秦記を軸として、他に伝わる記事資料を使い、作っているとのこと。その為、秦に近い国ほど情報が豊富で、燕や斉など遠国ほど情報が少なく、記事が少なくなっているとのこと。また司馬遷は秦が中華統一をして、その後を漢が継いだというのを天命として捉え、そのストーリーに沿って記事を取捨選択している。他の列伝などでも、人物が現れ、隆盛し、滅亡するというストーリーに沿って記事を取捨選択しているらしい。また司馬遷が見聞できた資料は、漢に伝わった資料の内でも、太常という史が属している組織に伝わる資料を使っていて、丞相府などに伝わる資料は使ってないらしい。