本:軍と兵士のローマ帝国/井上文則/岩波新書

共和制時代はアマチュア軍、アウグストゥスによってプロの軍になったらしい。前期ローマ帝国の軍隊は軍団と補助軍からなっていたらしい。軍団は辺境に置かれていて、補助軍は一部、都市にも置かれていたらしい。軍団は帝国の運営にも関わっていて、軍務以外も行っていたらしい。後期ローマ帝国の軍隊は機動軍と辺境防衛軍からなっていたらしい。この頃は前期は元老院議員が軍を率いていたのに対し、兵卒上がりが軍を率いるようになったらしい。ローマ帝国最末期の西ローマ帝国は機動軍が維持できずに、同盟部族軍に頼るようになったらしい。