本:対決の東国史3 足利氏と新田氏/田中大喜/吉川弘文館

足利氏と新田氏は、頼朝への服属過程で差がついて、鎌倉時代に低迷した新田氏は足利氏の庇護下に入ったらしい。建武の中興で新田義貞は、鎌倉攻めの功を高く評価され、足利尊氏に次ぐ武人とされ、尊氏が後醍醐天皇から離反した時に、対抗馬として立てられた。足利対新田の戦いは、義貞の孫の代まで続いたが、滅亡したらしい。