漢書は高祖、劉邦を受命の皇帝として、それ以降の皇帝は普通の皇帝で、成帝に至り外戚の王氏を偏重し、ついには王莽に簒奪されてしまうのは、成帝の不徳にせいであるとする。そして、瑞祥を根拠に漢を簒奪した王莽も、天に譴責され、真の聖帝である後漢の光武帝が漢を再興するということを述べるために、作られれたらしい。
LIVE:櫻坂46 8th Single 「何歳の頃に戻りたいのか?」リアルミート&グリート/松田里奈/幕張メッセ
第1部参加。今回は3枚申し込んで2枚当選。1枚は落選してしまった。色々考えて、東京ドーム公演への当選を連絡。意気込みを聞いたところで終了。体感15秒ぐらいか。相変わらず、可愛いし、反応が良かった。
本:史記戦国列伝の研究/藤田勝久/汲古書院
史記の戦国列伝の幾つかを取り上げて、その成り立ちを研究している。それによると、司馬遷による創作物はなく、秦から伝わる秦記を軸として、他に伝わる記事資料を使い、作っているとのこと。その為、秦に近い国ほど情報が豊富で、燕や斉など遠国ほど情報が少なく、記事が少なくなっているとのこと。また司馬遷は秦が中華統一をして、その後を漢が継いだというのを天命として捉え、そのストーリーに沿って記事を取捨選択している。他の列伝などでも、人物が現れ、隆盛し、滅亡するというストーリーに沿って記事を取捨選択しているらしい。また司馬遷が見聞できた資料は、漢に伝わった資料の内でも、太常という史が属している組織に伝わる資料を使っていて、丞相府などに伝わる資料は使ってないらしい。